股関節の痛みでお悩みの患者様

この患者様は、股関節が痛いと整形外科に1年くらい通院されてましたが、全然良くならず、それどころか腰や膝まで痛くなってきたので、このままでは歩けなくなるのでは・・・と心配されて当院に来られました。
整形外科の診断では、股関節の受け皿が浅いので、十分に大腿骨を受け止める事が出来ないので、筋肉をつけるしかないと言われたそうです。そう言われて、トレーニングを頑張ってきた方は多いと思います。
本当にトレーニングをして筋肉をつければ良いのでしょうか？
この患者様の状態を診ていくと、骨盤が歪み、臀部と太ももの外側と裏の筋肉がガチガチになっていました。これでは、腰や膝にも痛みが出るのはしょうがないです。
そこで、臀部や大腿部をメインに筋肉を解していき、骨盤の歪みを正すとだいぶ症状もマシになりました。
治療をする前に前屈をしてもらうと、膝の下くらいまでしか曲げる事が出来なかったのが、治療を終わってから前屈してもらうと、床まで軽くつけるようになりました。足や腰も痛みが無く軽くなったと言って頂きました。
身体を歪めるのは筋肉が原因なのが大半です。
骨盤が後ろに傾くと、膝が曲がり外側に開きます。そのままでいると、膝の外側に痛みが出て、整形外科などで診てもらうと、変形性膝関節症という診断が出されます。
臀部の筋肉を緩め骨盤の歪みを正す事で、そういった症状は良くなります。
膝に痛みが出て歩くのも痛いとお悩みの方は、当院に一度ご相談ください。