高槻　ギックリ腰　肩こり

朝布団を直そうとして、屈んだ途端腰をいためたという患者様。

当院に来られた時は杖を突いて来られました。歩くのもかなり痛そうな感じです。

屈むのが辛いという事でしたが、お腹を押さえながら動いてもらうとかなり楽に屈めるようになったので、お腹を中心に臀部、肩周りも解すことにしました。

肩周りは、触った感じもかなりガチガチになっていたのと、朝起きたくらいによく腰を痛める事があるそうなので、起きる時頭を先に動かして体を起こすので、首周りの硬さも原因があると思います。

思った通り、肩甲骨がガチガチになっていて指が入らないくらいでした。

ギックリ腰は腰を痛めるというイメージですが、実は全身の筋疲労が原因と言われているくらい全身の筋肉が固くなった状態が原因です。

腰周りだけ解しても、起きあがる時に痛みが出たりするのは、首周りの筋肉を解せていないからです。

痛みで体がくの字に歪んでいたのが、お腹をメインに解すことで、真っ直ぐに体を伸ばすことが出来、屈んでも痛みが出なくなりました。

杖を突いて来られていましたが、帰る時は動きがスムーズになって杖はいらないようでした。

この患者様は、よくギックリ腰になるという事で、今良くなったから終わり・・・ではなく、これからもギックリ腰にならないような体にしていくことが大事です。